避難所に行く場合は
非常持ち出し品を準備しましょう。両手を使えるリュックサックに入れ、荷物は最小限に。男性の場合で最大15kg、女性で10kg程度が一つの目安です。いつでも取り出せる場所に置いておきましょう。
- ●飲料水
- ●非常食
- ●応急医薬品・いつも飲んでいる薬
- ●懐中電灯
- ●携帯ラジオ
- ●予備の乾電池
- ●生活用品(ビニール袋、軍手など)
- ●紙おむつ
- ●粉ミルク・哺乳瓶と消毒液
- ●毛布や衣類
- ●ヘルメットや防災頭巾
- ●現金や貴重品
- ●眼鏡やコンタクトレンズ
- ●入れ歯
- ●生理用品 など
《こんなものも活用できます》
【レジャーシート】
地面に敷くことはもちろん、雨や風をしのぐこともできるほか、防寒としても利用できます。
【パーティーグッズの光るブレスレット】
真っ暗な中を避難するときに、お子さんの手などに付けておけば迷子にならずに安心です。
◎電気が復旧した家から火災が発生しています。火災を防ぐために次のことに注意してください
- (1)自宅から避難する場合は、電源ブレーカーを遮断してください
- (2)電気が復旧した後、自宅に戻って電化製品を使用する場合は、まず、全てのプラグをコンセントから抜いてください
- (3)次に、ブレーカーのスイッチを入れ、異臭がしてこないかなど異常がないことを確認してください
- (4)その後、電化製品のコンセントを1台ずつ差し込み、安全を確認してから使用してください
自宅にいる場合は
市の備蓄食料や物品は、避難所や医療機関の分と考えましょう。自宅で過ごせる方は、少なくとも3日間、できれば5日間自活できるよう備えておきましょう。
- ●飲料水(1人1日3リットル×3日分)
- ●食料(そのまま食べられるか、簡単な調理で食べられるものを。普段の食事で食べているもので十分です。 例えば、アルファ米などのご飯や切り餅、レトルト食品や乾燥食品、菓子類)
- ●生活用品(例えば、毛布や寝袋、卓上コンロとガスボンベ、使い切りカイロ、キッチン用ラップ、ウエットティッシュ)
- ●生活用水(寝る前にはやかんやポットに水を入れておく) など
《準備のポイント》
- ■飲料水や食品はまめにチェックし、賞味期限が迫ったものから順に入れ替える
- ■大地震の際に、家具や家屋が倒れても取り出しやすい場所(家の外の倉庫・車のトランク・家の出入り口付近など)になるべく分散しておく
◎火災を防ぐために次のことに注意してください
- ○停電でろうそくを使用する場合は、まず、周囲に燃えるものがないことを確認してください。そして、金属製の不燃性容器の上に固定するなど、余震で倒れないようにして使用してください
- ○普段使用していない石油ストーブを使用する場合は、小まめに換気するなど、一酸化炭素中毒に注意してください
今すぐご家庭の地震対策を
■初期消火器具の準備
消火器や消火バケツを用意しましょう。また、風呂の浴槽に常に水をためておくと、消火用水や断水時の生活用水としても使えます。
■家具類の転倒防止対策
家具類はL字金具などの転倒防止金具や、家具の前部に挟み込み、倒れにくくするくさび形の転倒防止器具などで固定しましょう。また、ガラス部分には飛散防止フィルムを貼っておくと安全です。
■家庭での防災会議
家族でいざというときの避難場所、避難経路、連絡方法などについて確認しておきましょう。
★もう一度周りを見回してみましょう
家具の固定などは、一度対策をしたらそれで終わりではありません。定期的に点検をしてみてください。
【高い所の物】
固定をしたたんすの上に物が増えてきたなどということはありませんか。せっかく家具を固定しても、上の物が落ちてきてけがをすることがあります。
【固定具の点検】
突っ張り式の家具の固定具は、L字金具と異なり、月日がたつにつれて緩みが生じてしまいます。いざという時、何の役にも立たなかったということがないように半年に一度は緩みなどを点検しましょう。
この特集に関するお問い合わせは、消防局防災安全課・予防課 電話234・1111