家の周りのここが危ない!―もう一度確認してみましょう
震災により、市内でも地割れや陥没が起こり、地盤が緩くなっている地域があります。また、瓦が落下したり壁が崩れたりするなど、多くの建物が被害に遭っています。
梅雨の季節はまだまだ続きます。長雨や台風での二次被害を防ぐためにも、危険な箇所が無いか、家屋やその周囲を確認してみましょう。
(1)土地に、地割れや陥没がある
早めに整地しましょう。また、雨水が浸透しやすいところは、ブルーシートなどで覆い、浸透を防ぎましょう
(3)建物壁面のタイル等が落下している
さらに落下してくる恐れがありますので、修繕を終えるまでネットなどで覆いましょう。また、立ち入り禁止になっている所や落下の危険のある建物の近くを通る場合は、十分注意しましょう
(5)雨水排水が地面に流れている
側溝や雨水桝(ます)へ流すようにしましょう
(7)ブロック塀がぐらついたり
ひび割れたりしている
早急に撤去や改修を行いましょう
生け垣に替えたり(左図)、上部をフェンスにする(右図)方法もあります
公道や通学路に面し倒壊の危険性が高いブロック塀等の撤去や、道路に面した生け垣の設置については、助成の対象となる場合がありますので、区役所街並み形成課へお問い合わせください
(2)屋根瓦が崩れている
雨漏りや新たな落下を防ぐために、崩れている部分をブルーシートなどで覆いましょう。瓦を修理する際は、下地に銅線等でしっかり留めましょう。瓦を軽い材質のものに替えるのも、地震対策として効果的です
(4)擁壁に増し積みした
コンクリートブロックがある
コンクリートブロックなどの増し積みは、地震や土からの圧力に対して弱く危険です。擁壁を造り替えるか、土の圧力がかからないよう、増し積み部分の撤去や整地を行いましょう
(6)擁壁に亀裂がある
補修等を行いましょう。また、近くを通る場合は注意しましょう
斜面に倒れそうな木や
崩れそうな土砂がある
危険なので近寄らないようにしましょう
※危険な場所を見かけたら、市役所または最寄りの区役所、総合支所にご連絡ください
気象情報に気を付けよう
雨は1時間に20ミリ以上、降り始めてから100ミリ以上降ると、崖崩れなどの危険性が高くなるといわれています。特に、震災により被害があった土地は地盤が緩くなっており、それ以下の雨量でも注意が必要です。
家や宅地の雨対策を心掛け、長雨や大雨などの荒天のときには小まめにテレビやラジオなどから情報を収集し、注意報や警報などの気象情報に気を付けましょう。
この特集に関するお問い合わせは、
【建物について】建築指導課 電話214・8348、【宅地について】開発調整課 電話214・8344