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特集1

仙台市政だより 特集1

花と緑で杜の都の復興を応援します

植物が持つ、人の心を癒やし、元気付け、明るくする力で、杜の都の復興を応援したい―。東日本大震災以降、市内、そして全国の団体や企業から、花や緑を使ったさまざまな支援が届けられています。

写真:定禅寺通の花壇で作業する「仙台花と緑の会」の皆さん

定禅寺通の花壇で作業する「仙台花と緑の会」の皆さん

写真:ペデストリアンデッキでハンギングバスケットを飾る「グリーン・サポーター・クラブ」の皆さん

ペデストリアンデッキでハンギングバスケットを飾る「グリーン・サポーター・クラブ」の皆さん

避難所の方を励ましたい

避難生活に花と緑を
花と緑の力で3・11プロジェクトみやぎ委員会

4月30日、六郷中学校の避難所で過ごす方々を励まそうと、花の寄せ植えを作るイベントを行いました。

また、5月15日には、同じく避難所となっていた六郷市民センターと六郷中学校で、ガーデニングカウンセラーの岡井路子さんを講師に迎え、カップに野菜やハーブの苗や種を植え付ける講習会を行いました

森で元気を養おう
せんだい・市民の森を創る会

日頃、手入れなどの活動をしている青葉区の「仁田谷地(にたやち)の森」に、6月19日、避難所の方を招待して、森林体験イベントを開催しました。

「花と緑の力で3.11プロジェクトみやぎ委員会」
委員長 鎌田秀夫さん

避難所や仮設住宅への支援では、種や苗だけでなく、植えるために必要なプランターや土などの資材の提供や、育て方の講習なども一緒に行うようにしています。

育てるための物が無い、育て方が分からないなど、皆さんの状況にできるだけ合わせながら、仙台の仮設住宅を花でいっぱいにしていきたいですね。

仮設住宅に潤いを

緑の力で涼しく
NPO法人緑のカーテン応援団

ツル性の植物を仮設住宅の窓の外側でカーテン状に育て、日光が部屋に入るのを遮り、夏の暑さを和らげてもらおうと、「『仮設住宅×緑のカーテン』プロジェクト」を展開している皆さん。5月28日には、太白区あすと長町の仮設住宅で地元ボランティアや住民の皆さんと一緒に、アサガオのカーテン作りを行いました。

花のある暮らしをつくる
横浜市園芸協会花き部会

仮設住宅にお住まいの方々をたくさんの花で元気付けようと、横浜からトラックで、プランター250基、花苗2千株を直接搬入。6月25日・26日、宮城野区内6カ所の仮設住宅で、植え付けのイベントを行いました。

花いっぱいの街でおもてなしを

杜の都を花で彩り、「東北六魂祭(ろっこんさい)」や「仙台七夕まつり」を盛り上げようと、開催期間に合わせたボランティア活動も行われました。

定禅寺通の花壇には「宮城県造園建設業協会」と「仙台花と緑の会」の皆さんが約4,000株の花苗を植え付けました。また、JR仙台駅西口ペデストリアンデッキには「グリーン・サポーター・クラブ」の皆さんがハンギングバスケット(草花などを植えたつり鉢)を、仙台駅前商店街振興組合、㈱ガーデン二賀地の皆さんが、花鉢を設置しました。

写真:花苗を植え付ける宮城県造園建設業協会の皆さん

花苗を植え付ける宮城県造園建設業協会の皆さん。花の見ごろが終わる秋ごろまで手入れを続けていきます

写真:花の管理も行っています

▲咲き終わった花を摘んだり、水や肥料の状況を確認したり、花の管理も行っています

「(社)宮城県造園建設業協会」会長 齋藤悦郎さん

震災後に開催が決定した「東北六魂祭」などの祭りの会場となる定禅寺通を、花などで彩り、明るくしようと植栽しました。全国からお越しになる皆さんに、被災しても仙台はきれいだと思っていただけたらうれしいですね。これからも、少しでも仙台の復興に貢献していきたいです。

図:せんだい百杜通信

せんだい百杜通信

花と緑による復興支援は、この他にも行われています。市役所本庁舎1階市政情報センターや区役所案内窓口、市民センターなどで配布している「せんだい百杜通信」や、市ホームページでも紹介しています。ぜひご覧ください。

この特集に関するお問い合わせは、百年の杜推進課 電話214・8389

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