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港の復旧に災害廃棄物を活用。

災害廃棄物(津波堆積土)を活用して防波堤をいち早く復旧。

八戸港の北防波堤は、津波により全延長3,494mの内、約4割のケーソン(コンクリートの箱)が転倒したため、75函のケーソンを据え直すことになりました。

一方、八戸市内には津波により大量の土砂が堆積し、その処分が大きな課題となっており、津波堆積土約1.4万m(3 ダンプトラック2,800台分)を、ケーソンの中詰材に活用することとしています。

北防波堤は、現在まで約800mの復旧が完了し、貨物船などが安心して八戸港に入港することができるようになりました。

国際物流拠点利用再開。

東北地方の産業と経済を支える仙台塩釜港(仙台港区)の「国際海上コンテナターミナル」が10ヶ月で利用再開

平成24年1月22日、大きな被害を受けた仙台塩釜港仙台港区の国際海上コンテナターミナルが利用を再開しました。

仙台塩釜港を利用していた企業の方々は、仙台塩釜港が利用できない間、長距離輸送を余儀なくされ「陸上輸送コストの増加」が課題でしたが、利用再開によって、より一層東北の復興が進むことが期待されます。

なお、平成24年度末には、仙台塩釜港仙台港区の主要施設の復旧が完了する予定です。

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