港湾
- 太平洋沿岸10港全体の126岸壁(-7.5m以深)のうちH24.3.1までに106岸壁(84%)が使用可能。
- 全国の地方整備局所属の海洋環境整備船がH23.4.23より仙台湾沿岸海域、H23.5.21より大船渡湾沿岸海域の海面浮遊物を回収
応急復旧により海上物流回復。
被災港湾の取扱貨物量が、9月には対前年比70%まで回復。
電力確保に必要な燃料、畜産に欠かせない飼料、鉄鋼をはじめとする製造業の原材料や製品など、東北への海上輸送は極めて多い。日用雑貨などもコンテナ船で運ばれており、海上輸送は地域の生活や経済と密接に関わっている。そのため、一日でも早い港湾機能の回復に向け、早期に応急復旧工事を実施。震災から半年後の9月には、中断されていた海上物流が復活し、取扱貨物量は対前年比70%まで回復した。